カテゴリ:心理( 54 )

 

祈り〜秘められた恐れを受け入れ、安らぎを得るには

今月のコラムでは、人生と死と愛についての私個人の考えを、皆様と分かち合いたいと思います。

もう何年も前のことです。私はクンダリーニヨガの師から、次のように打ち明けられました。友人や親戚など親しい人達の死は、あたりまえのように自然に受け入れられるが、自分の死に関しては受け入れるのに酷く苦しんだというのです。師の言葉に私は二つの側面から悩みました。一つには、当時の私はいまだ、スピリチュアルな師とは、人が不安を抱く、いわゆる死のような問題は当然克服し、超越した人間なのだという幻想を抱いていたからです。二つ目には、師の考えは私とまるっきり正反対だとすぐに分かったからでした。当時も今も、親しい人の死は、私の心を大きくかき乱しますが、自分の死に関しては不思議と平静でいられるのです。


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by Xavier_Astro | 2017-09-29 00:00 | 心理  

「孤独」と「真の個としてあること」

自分を取り巻く全ての人から、愛と賞賛を得たい思いに取り憑かれている私たち現代人にとって、ひどく嫌な響きをもつ「孤独」という言葉には、いったいどのような意味があるのでしょうか。孤独とは、人類出現以来、男女にとってある状態を表す言葉であり、聖書でさえも、男性と女性は共にいるために神によって創られたと示唆しています。つまり、人間にとって孤独とは好ましくないものだと考えられていました。神が自ら人間を創造したのは神が孤独だったからだ、と伝えている古代神話は、ひとつやふたつではありません。

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by Xavier_Astro | 2016-05-01 00:00 | 心理  

新しい生き方を創造する女性たち〜女性の役割とは?

私は、女性の社会における権限が向上してきていることに、この何年もの間、励みを得て来ました。ですけれども、ここ20年くらいは、男性よりむしろ女性の方が、人生の目的についての不安がずっとずっと増して来ている、ということも、見て知っているのです。

テロや戦争、生態系に関わるような大災害や、どんな管理や支配の下にあってもそれを凌いでしまうような、技術革新とか社会に影響を及ぼすことが増えてゆくのにつけて、男であれ女であれ、不安に陥るようなチャレンジに直面させられているのです。ここで優先すべきことは、世界が存続できるようにするということです。生き残るためにはたくさんのチャレンジを乗り越えねばなりません。女性は世界を救う重要な役割を担っていると私は思っていますが、彼女らが先ず最初に取り組まねばならない重要な課題は、自分のアイデンティティーを見直すということです。

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by Xavier_Astro | 2016-01-02 00:00 | 心理  

私たちはなぜ病気になるのか?真の健康とは?

「病気はある種の信念である」というのは、ウィリアム・メイクピース・サッカレーの長編小説「ヴァニティ・フェア(虚栄の市)」の中で、語り手が伝える言葉です。ここ数ヶ月の間、私はこのことについてずっと考えてきたのですが、新たな発見もあり、自分が直観的に思ったことを確認することにもなりました。

最初に思い浮かんだのは、心気症(うつ)の人たちでした。彼らは自分が既に病気であるか、今にも重い病気に罹かかってしまうだろうと堅く信じて疑わないのです。心気症は感情面の混乱から来る病いであり、医者にも、その人の周りにいる人たちからも、その人が心気症だと認知されやすいものです。また、自分の中の恐れが病気の原因となり得ることを理解している人でさえ、自身の健康状態について、絶えず不安を抱いてしまうものなのです。

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by Xavier_Astro | 2015-02-01 00:00 | 心理  

「クンダリーニヨガと安心感を与える毛布」(2)

このコラムでは、ウィニコットの発見した主な思想から3つを採り上げたいと思います。それらとクンダリーニヨガの実体験を結びつけたのは、私ならではの独自の取り組みということになります。

A) 移行対象
ウィニコットは、乳幼児が最初に遊び始める対象物(おもちゃや毛布)が、その子が母親と現実世界とを繋ぐ架け橋を築く手助けをすることに気づき、乳幼児が母親のお乳を断ってからすぐに外の現実世界に出て行けるわけではないことが分かっていました。乳幼児がぬいぐるみをしゃぶるのは、単にそれが理由です。おもちゃは現実的な外的対象物であると同時に、その子がその対象物を愛おしみ、それと共にいることで素材感や重さや重力の法則などを体験し学ぶことも必要です。もちろん乳幼児にとっては自分を安心させてくれて、自分の欲求を理解してくれる「ほどほどに良い母親」がいてくれることが前提です。子どもにとって、移行対象物というのは、魔術的であり現実的でもあるものなのです。魔術的というのは、対象物がその子の望むどんなものにでも変えることができるという想像力を働かせることになるからです。現実的であるというのは、その対象物は単なる自分の実質的な所有物であるということ、またその現実をその子も理解しているからです。

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by xavier_astro | 2013-11-16 00:00 | 心理  

YOGA KUNDALINI AND THE SECURITY BLANKET(2)

For the purpose of this article, I intend to cling to three of the main ideas of Winnicott’s discoveries; my own contribution will be to link them to the practice of Yoga Kundalini.

A)  THE TRANSITIONAL OBJECT.
Winnicott realised that the first objects the baby starts to play with (any kinds of toys or even a blanket) help him to build a sort of bridge between the circle of the mother and the real world.  Winnicott discovered that a baby could not be expelled from the mother bosom directly to the outside reality; in a very simple way, that is why a baby sucks his teddy bear; the toy is a real external object but he needs to cherish it and experience with it (texture, weigh, laws of gravity). Of course, the baby needs to have a good enough mother who makes him feel save and who understands his needs. For the child, the transitional object is both magical and real. Magical because he uses his imagination to make the object become whatever he wants to be; and real because the object has its own concrete existence, and the baby knows it.

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by xavier_astro | 2013-11-15 00:00 | 心理  

「クンダリーニヨガ」と「安心感を与える毛布」(1)

フロイトとユングは20世紀において、極めて特有で優れた思想を述べた偉人であると言えましょう。近代的な考え方の様式を作ったのはこの二人であると論じる人もいます。平均的な教育を受けた人なら誰でも、無意識、コンプレックス、トラウマなどの用語を日常的に使っていることでしょう。私自身もこの二人を敬服し、彼らから多くを学び、特にユングについては深く学んで来たわけですが、個人的に彼らに会ってみたいかどうかは分からない、という感じです。というのも、彼らは共に自己中心的で、ナルシスティックで、威圧的な人物だったでしょうから。

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by xavier_astro | 2013-11-02 00:00 | 心理  

YOGA KUNDALINI AND THE SECURITY BLANKET(1)

Freud and Jung were undoubtedly some of the most brilliant and original minds of the last century, some people argue that these two men fashioned our modern way of thinking. Any average educated person uses terms as ‘unconscious’, complex, or trauma, in his or every day vocabulary. Although I admire and have studied them, especially Jung, I am not sure if I would have liked to meet them personally, they were selfish, narcissistic and imposing people.

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by xavier_astro | 2013-11-01 00:00 | 心理  

良い友、悪い友 〜友達との付き合い方(2)

ここでは、エピクロス彼の学派であるエピクロス主義をみていきたいと思います。私は紀元前3世紀に生きたこのアテネの哲学者について薄っぺらな印象しか持っていませんでした。多くの人がそう思っているように、エピクロスは犠牲を払ってでも喜びを経験すること(快楽主義)のみを説いた人だと思っていました。キリスト教徒たちは非常に悪い噂を流しましたが、それはエピクロスが人間の魂は死しても生き残るという考えを信じていなかったからです。イエス・キリストは、神の王国はこの世のもの(あるいはこの具象界のもの)ではないとしましたが、エピクロスは、人生こそが私たちの唯一の所有物なのだから、いかにして人生を楽しむか、その方法を学ぶべきだと考えました。

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by xavier_astro | 2013-10-16 00:00 | 心理  

GOOD FRIENDS, BAD FRIENDS. WHAT'S THE USE?(2)

At this point I discovered Epicurus and his school of thought, epicureanism; I had only a flimsy image of this Athenian who lived in the 3rd century B.C. As most people do, I believed that he was devoted only to experience the joy of pleasure (hedonism) not matter the cost. Christians gave him a very bad reputation because he did not believe that the soul of a person could survive death; for Jesus Christ, his kingdom is not of this world (or of this concrete existence); for Epicurus, however, life is our only possession and we have to learn how to enjoy it.

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by xavier_astro | 2013-10-15 00:00 | 心理