カテゴリ:人物( 58 )

 

女性を理解し尽くした名匠 〜 映画監督 成瀬巳喜男

7月最終週のことですが、メキシコのシネマテーク(フィルムライブラリー)で、成瀬巳喜男氏製作映画の回顧展が開催されました。このイベントは、国際交流基金メキシコ日本文化センターの後援の下に開催される運びとなりました。開催にあたり日本の有名大学より、成瀬氏を専門的に研究してこられた教授が招待され、私は映画評論家として対談に参加することとなりました。私にとっては大変光栄な出来事でした。


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by Xavier_Astro | 2017-09-01 00:00 | 人物  

エマニュエル・マクロン大統領

社会に横行する扇動行為、トランプ氏の大統領就任、北朝鮮の脅威、イスラム過激派、テロリストの攻撃、メキシコでの麻薬ディーラー闘争と社会の腐敗など、現在世界中で起こっている社会的、政治的な出来事には落胆するばかりでしたが、その後、フランス大統領選でのエマニュエル・マクロン大統領の当選は、暗闇の中にようやく一筋の光が差し込んだかのようでした。対する極右派のマリーヌ・ル・ペンは、私が青春時代に抱いた理想と価値観全てを打ち砕くことを表明していたので、もし彼女が当選しようものなら、私は精神的ショックから立ち直るのに相当の時間を費やすことになったかもしれません。


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by Xavier_Astro | 2017-07-01 00:00 | 人物  

現代の専制君主 金正恩(トランプ大統領そして習近平国家主席) 

北朝鮮最高指導者、金正恩委員長の誕生日に諸説あるのは、ある種の戦略だと思われます。伝記に書かれた内容が、不確実かつ曖昧であればあるほど、性格や精神性について研究しようにも、理解し難く複雑なものとなるからです。フランスのウィキペディアに掲載されている198318日ピョンヤンが、最も信頼に値する出生データである、というのが私の見解ですが、イギリスのウィキペディアで彼の叔母さんが明かした198418日というのも捨てがたいと思います。


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by Xavier_Astro | 2017-06-01 00:00 | 人物  

迷宮のペルソナ 作家、 J.T.リロイ

アメリカ文学界に新たな傑作が生まれたと、小説「サラ、神に背いた少年(2000年、出版)」は批評家や読者から高い評価を受けました。売春婦の母を持つ少年を描いた小説で、残酷さや卑劣さ不道徳といったテーマを取り扱っています。少年は母親からの虐待を受けて育ちますが、それでも母を愛します。やがて少年は男娼となり、ドラッグに溺れ、女性になるために性転換を望みました。著者であるJ.T.リロイは、リアリズムとユーモアと魔法のような魅力を持ち合わせた作家であると評されました。


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by Xavier_Astro | 2017-05-01 00:00 | 人物  

映画監督 小林正樹〜真のヒューマニスト 

私が20代半ばから、何度も見続けているお気に入りの日本映画といえば、小林正樹監督の「切腹」(1963年)が挙げられます。「切腹」は、良くできた単なるチャンバラ映画などではなく、小林監督が深く掘り下げた様々な感情ー純愛・禁欲・怒り・恥・狂暴性・悪意・下品さ・残酷さ、が描かれ、極限状態における人間性をテーマとした興味深い映画となっています。



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by Xavier_Astro | 2017-04-01 00:00 | 人物  

トランプ大統領

あなたがどのようなニュースを見たとしても、どのようなパーティに出席したとしても、たまたま出会った友人や、どこの国の人とであれ、言葉を交せば、ドナルド・トランプ大統領の印象や、彼のコメント、政治討論の話題になります。今やこの話題を避けて通ることは、ほとんど無理なのではないでしょうか。


トランプ氏の人を見下したような発言と声明は、メディア全体に広がっています。誰もが批判の対象になり得るのです。たとえ、障害を持った謙虚な態度のジャーナリストや、ドイツのメルケル首相のような、一国の首相たる要人に対しても、トランプ大統領は、その人物を批判し、笑いものにしてしまうでしょう。彼はIQが低い、とはよく言われてることで、とりわけ高いIQ保持者として有名なヒラリー・クリントン女史と比較されています。トランプ大統領のコメントや意見は、いつも浅はかで、単なる偏見や先入観によるものだとも見受けられます。しかし一方で、アメリカ合衆国の大統領になるために、天才である必要はないとの証明にもなりました。



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by Xavier_Astro | 2017-03-01 00:00 | 人物  

ブラピとアンジー『ブランジェリーナ』 アーキタイプとステレオタイプ

映画評論家としての私は、映画に関する記事を執筆する際、俳優や映画監督の私生活には触れないようにしています。有名人の私生活は、伝記などを書く時を除けば、最終的に商品として提供される映画や舞台とは無関係です。映画などで演じる役柄と同様、社会に見せているペルソナ(仮面)は、俳優の実際の人生とは違うものですし、アーティストや有名人達の情事や性的指向も、単なる個人的なことだと言えましょう。例えば、妻に対してひどい扱いをしたローレンス・オリヴィエ男爵(1907.5.22 俳優・映画監督)が、同性愛者であろうとアルコール依存症であろうと、「ハムレット」を監督し「リア王」を演じる才能に何か影響が及ぶわけではありません。

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by Xavier_Astro | 2016-12-01 00:00 | 人物  

さよなら ミスターデヴィッド・ボウイ!

先月デヴィッド・ボウイ(1947年1月8日午前9時ロンドン生まれ)が、自身の誕生日の2日後、肝臓がんのために亡くなりました。ごく限られたミュージシャンや作曲家を除いて、私がロックシンガーのファンになることはあまりありません。ですが、ジム・モリソンモリッシー、そしてデヴィッド・ボウイは、ティーンエイジャーだった頃の私のアイドルでした。ボウイはその他にも役者として、私が敬愛するカルト映画のいくつかで演じています。ボウイは日本文化の崇敬者でもありました。
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David Bowie
born in Jan 8/1947
at 9am
in London, UK



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by Xavier_Astro | 2016-02-01 00:00 | 人物  

歴史家リサ・ジャーディンとルネッサンスの精神

パリで起きた残忍なテロ攻撃にショックを受けながら、起きたことの意味を解明しようと試みたのですが、そのあまりの痛ましさゆえ打ちのめされてしまった私は、筋の通った論説を立てることができませんでした。その代わり、この10月に癌で亡くなった歴史家のリサ・ジャーディン(享年71)への敬意を払うことで、私自身の想いを伝えていくことにしました。リサ・ジャーディンは極めて多くのことを成し遂げた英国の学者でした。

リサ・ジャーディン(1944年4月12日英国オックスフォード生まれ)は、ルネッサンス研究が専門のロンドン大学の教授でした。何冊か書物を執筆しており、歴史の他、科学や文学にまつわるエッセイや論文がありますが、ラテン語や古代ギリシャ語を含む8カ国語に達者でした。ケンブリッジ大学で数学と英語を学び、人生を通じて、芸術と科学に関連する複数の団体で教育研究に関わる重要な地位に就いていました。最晩年の6年間には、英国独自の機関であるヒトの受精及び胚研究認可局(HEFA)の長官を務めました。

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by Xavier_Astro | 2015-12-01 00:00 | 人物  

土星の射手座入り:ローマ教皇フランシスコ

毎日、衝撃的なニュースが報じられています。国際情勢においては、悪いニュースばかりで、特にテロ戦争が始まって以来、私たちの日常は、以前よりずっと脅かされるようになりました。そうしたニュースを見聞きするたび、不安に駆られる人も多いのではないでしょうか。少なくとも私はそうですが。ひっきりなしにやって来るこの不安感をどうにかしたくて、私は、起きて来るどんな出来事の中にも、何か人類の未来への手がかりとなるような隠れたメッセージがないだろうか、と探す視点を持つように心がけています。私たちに必要なのは、楽観的な視座を持ち続けることです。さもなくば、私たちは憂鬱や悲しみに押し潰されてしまうやしれません。占星術や錬金術、ユング心理学などを知り、それとともに生きることは、私たち人類の精神的な心臓は、今も鼓動していることに気づくための助けとなります。

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by Xavier_Astro | 2015-11-01 00:00 | 人物